au PAY(エーユーペイ)/携帯電話解約後も、何かと便利で使い続けています (0)

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au PAY(エーユーペイ)
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

同じauペイでも、元々auウォレットというプリペイドカードとアプリがあった所へ、アプリへの機能追加のような形で後からコード決済が上乗せされ、残額はプリカと共用という、個人的にはけっこう便利なものができたと思っていました。


とは言え、それまでキャッシュレスと言っても旧来の物理的なカードのタイプしか使ったことがない身としては、コード決済とかおサイフケータイとかとにかくスマホを使うものは何やら得体が知れない(使い方もよく分からないし、スマホで金銭を扱うということに「スマホをなくしたら」との安全面での不安あり)と目に映っていました。
そんなところへ、2022年初めに、まず不用品処分のためにメルカリを始め、売ったは良いがその売上金をどう使えばいいのか、メルカリ内以外だとメルペイというコード決済で使うのが一番手っ取り早い、と、また同時期に、住んでいる自治体でauペイ等のコード決済で30%還元というキャンペーンがあり、auペイのプリカは対象外のようだったので、これはいよいよコード決済とやらを使ってみなければならない、となりました。


まあいざ使ってみると慣れてしまえば簡単で、ただ店員側が読み取ってくれる方式は楽ですが、こちらがコードを読み取って金額を入力する方式はけっこう面倒で、これだったら客側は現金のほうが楽なのでは?と感じました。
自治体のキャンペーンでは、最寄りの店が後者の方式だったので期間中は還元率考えたら背に腹は代えられずやむなく続けましたが、期間後は物理カードに戻しました。
店側が読み取る方式は、店員としては何ペイであろうが関係ないようでもあり、店舗じたいが対応さえしていればただコードを読むだけらしく、以前「◯◯ペイ使えますか?」と聞いたら店員は「とりあえず読めるかやってみます」みたいな感じで何ら設定切り替えのような素振りなくやっていたので、コード決済というのはいちいち何ペイだとか名乗る必要はないんだなと理解し、だいたい無言でスマホ画面を差し出せば問題ないようですね。
巷間、名乗るのがマナーだといった評も見かけますが、実際無言で(現実的には、「◯円です」と言われてスマホ差し出す際に「はい」みたいに言いながら出すことが多いですが)ほぼ問題なく使っています。
特に、商品にバーコードが付いててそれを読み取り機で読んでいくような店の場合、支払い方法を聞いてくる所を除けばまず問題なしかと。


auペイのようにプリカとコード決済で残額を共用しているというのはけっこうユニークなことらしく、両方運営しているというと携帯キャリアになるようでドコモやソフトバンクもプリカをやっている様子ですが、少し調べたもののどうもd払いやペイペイと残高共用という情報は見受けられず、別物のように解釈しました。
ただ今後、両方やっている所はもちろん、カードしかやっていない所でも、アプリがあるのであれば機能追加で割とすぐ実現できそうで、例えばモバイルSuicaのアプリにコード決済の機能を追加し、スマホをかざす現在のSuicaと残額は共用といったことは、費用対効果はあるにしろ技術的には比較的簡単に(受け入れる店舗側としても、他のコード決済に対応済みなら読み取り機などハード面はほぼ整っているので)実現できるのではないかと思います。


ただ、このauプリカは国際ブランドのマスターカードのインフラに乗っかっている仕組みでしょうからマスターカードへの手数料が発生しているはずで、auとしてはプリカよりはその目減りのないコード決済を使ってほしいと考えていると思われ、現在は両者同率の0.5%還元ですが、今後は「コード決済を高めにプリカを低めに」といった差別化をしていく可能性も考えられます。
実際、試していないのではっきり分からないものの、「auペイのアプリ内で発行したSuica」や「モバイルSuicaアプリで発行したSuicaをauペイアプリ内で紐付け」れば、そのauペイアプリ内でのチャージにはポイントが付くようですが、auペイプリカでのSuicaチャージはポイント付与対象外のようですし、現在でも差別化はされているように見受けられます。


auペイ残額へのチャージは私はクレカで行っていて、一方世間では昨年暮れにauペイクレカからのチャージで付与ポイントがなくなったり削減されたりと、最も優遇されるべき顧客へのショッキングな仕打ちの情報に驚いたりしましたが、私自身はセゾン発行のアメックスブランドいくつかとプロパーのアメックス、あとはライフカード発行のマスターカードブランドのクレカを使っていて、プロパーアメックスは基本還元率(最大化すると1%弱程度)から半減されるほかは今のところ満額のポイントが付与され、ライフカードなどは誕生月3倍付与もきちんと反映されます。
他のクレカでも、この手のチャージは還元率削減やポイント付与対象外となってしまう風潮があるようですが、元々前身のauウォレットがセゾンとの協業で始まったらしいですし、セゾンのクレカは比較的改悪はされにくいのではないかと予想しています。


チャージ可能クレカは、コード決済ができる以前のauウォレットプリカを作った2016年頃は今より種類が少なかったと記憶しており、当時はほぼセゾンのアメックスブランド1枚しか持っておらず、それは確か対象外だったので、プリカは使うことなくずっと放置していました。
それが新型コロナ時期に入った2020年に改めて調べたら、アメックスブランドのセゾンが使えるようになっていたので使い始め、その後上記の通り22年からコード決済も利用開始しました。


昨年、携帯電話はauから楽天に乗り換えましたが、経済圏的には楽天も使っているもののauに留まっています。
コロナ時期に入った際に銀行もネット銀行を検討し、楽天も惹かれましたが、すでに三菱UFJの口座を持っていてそこからだとやや簡略に口座開設できてauとの親和性もあるauじぶん銀行に開設、そうするとauのIDさえ残しておけば携帯解約後もプリカが使えます。
買い物も楽天よりはアマゾンが多いですし、クレカも楽天は魅力的なものの、一部の国際ブランドですがアマゾンでの利用で還元率が下がったりするようでもあり、確かにあれこれすべてを特定の経済圏に寄せると、メリットがあるうちは効果絶大ですが、改悪でどうにもこうにもとなった際に身動き取るのがえらく大変になります。
そういったリスク分散のため、クレカも特定の経済圏とは付かず離れずであろうセゾンを(還元率は基本が0.5%かそれ未満と、今時としては凡庸ですが)当面メインで使っていくつもりです。
ポイントについてはできれば分散せずどこかに集中させたいですが、ポンタあり、楽天あり、実店舗では私の行動圏だとTポイントがメインで、なかなか1ヶ所とはいきませんね。

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